診療案内

むし歯は、歯の表面を覆う硬いエナメル質に穴があき、進行するにつれて深く広がっていく病気です。
エナメル質を溶かす原因となるのが「プラーク」と呼ばれる細菌の塊です。

プラーク1mgの中には、約1～2億もの細菌が存在すると言われています。これらの細菌が食べかすを栄養にして強い酸をつくり出し、人の体の中で最も硬いエナメル質を少しずつ溶かしてしまいます。

このように、プラークが酸をつくり続け、歯が溶けてしまった状態が「むし歯」です。
早期発見と適切なケアが、むし歯の進行を防ぐうえでとても重要です。

インプラントは、入れ歯やブリッジのように周囲の歯へ負担をかけることがありません。顎の骨にしっかり固定され、天然歯と同じように噛む力や感覚を得られるため、食事の際も安定した噛み心地を実感できます。
見た目の自然さも高く、機能性にも優れていることから、入れ歯やブリッジに不満を感じている方にもご満足いただける治療方法です。

一方で、インプラント特有の注意点もあります。
インプラントには神経がないため、虫歯にはなりませんが、自覚症状がないまま歯周病やインプラント周囲炎を発症することがあります。

そのため、定期的な歯科検診と毎日の適切なセルフケアが不可欠です。
継続的にメンテナンスを行うことで、インプラントを長く良い状態で保ち、トラブルを未然に防ぐことができます。